『踊る!さんま御殿!!』に久米田先生が2度目の出演

昨日4月30日、日本テレビの『踊る!さんま御殿!!』に「人によく怒られる有名人」特集として久米田先生が2度目のご出演を果たされました。

  1. メディア紹介
  2. 放送本編の内容

メディア紹介

§

放送前の紹介は前回(昨年10月)とは異なり、今回は告知翌日(4月24日)に発売された週刊少年サンデー2024年22・23合併号でも『シブヤニアファミリー』最終ページの編集者コメントで言及されたほか、番組内容(www.ntv.co.jp) にも人気漫画家が職質で職業を言いたくないワケとは?とあり、当日の新聞 TV 欄にも職質される人気漫画家として書かれました[1]

朝日新聞2024年4月30日朝刊24面の TV 欄

もちろん各種ニュースサイトでも取り上げられました。

漫画家仲間などからの感想も。

椎名高志
視聴中感想(X)
たかしげ宙
X トレンド入りに対する反応(X)
いなずまたかし(『かくしごと』時代のアシスタント)
視聴前感想(X)
村野裕太
視聴後感想(X)
『シブヤニアファミリー』公式
放送前告知(X)

放送本編の内容

§

座席配置

§

前回は後列右から2番目だったの対して、今回は前列右端の座席。

番組冒頭で写ったスタジオ全景(TV 画面のスクリーンショット)

前列であることからトークしていないときにも御尊顔が頻繁に写る効用があるのはもちろんですが、端の席であることにも注目したいです。前回は記事にも書いたとおり、スタッフの配慮か偶然かは分かりませんが、TV 慣れしていない久米田先生に対して気を遣ってくれる芸人が隣にいたことで、ネタ振りにもなっていた側面がありましたが、2度目の出演でもはやそういった配慮は不要とのことなのでしょうか。

家族構成

§

前回の放送では、初めて久米田先生の口からご家族に関する言及がありました。

今回は子供に関するトークにて女の子もいますとの発言があり、少なくとも男女ふたりのお子さんがいらっしゃることが判明。これも前回同様、最新作の内容からして大方予想が付いていたことであり、特段の驚きは感じませんでしたが、ご本人からの正式な開示ということで聞き逃せない発言でしたね。

職質エピソード

§

久米田先生の怒られエピソードといえば、古くは小学校の壁新聞を打ち切りになった話や、『行け!!南国アイスホッケー部』で一話丸々ボツになった話、ワイド版で収録不可になった話、『南国』を読んだ父親から言われた一言[2]、年金未納事件、声優ファンに「キャラが声優の声に合っていない」と言われた話[3]などが思い浮かびますが、今回久米田先生が話されたのは警官に職務質問されたエピソード。

「カバンの中を見せたくない」「職業を言いたくない」など、これまでの作中やインタビュー等でさんざん使い古されてきたネタながら、それでスタジオの爆笑をさらう様子を見てなんとも言えない気分になりましたね。『改蔵』でネタにしていたのは『改蔵』だからおもしろいのであって、たとえ同じネタをゴールデンタイムのバラエティ番組でやったところで大勢に伝わるわけがないと20年前の当時は思っていましたが、まさかそういうネタが明石家さんまの番組で笑いを取れるとは。

今や大人も漫画やアニメを普通に見る時代、漫画や漫画家に対しての偏見がなくなってきた側面もあるのでしょうが、あるいは「俺だけが笑っていたあの久米田康治が」という個人的なひねくれ感情によるのかもしれません(笑)。

それにしても、出演者が好きな漫画を次々に挙げるシーンにて、初手で七五三掛龍也(starto.jp)僕は『コナン』読んでますねと言った流れがおもしろかったです。これは同じ雑誌に久米田先生が連載中であることを分かっての発言なのか、素なのか……。

七五三掛龍也が『コナン』大好きでと発言しているときの久米田先生の表情(TV 画面のスクリーンショット)

踊る! ヒット賞!!

§

警察官なんて ONE PIECE しか読んでない発言が「踊る! ヒット賞!!」を獲得(X)前回(Instagram) に続き2連続とはさすがです。エンディングナレーションによれば「あまり卑屈にならないようなモノ」が送られるとのことですが、届いたらまた Instagram にでも写真をアップしていただきたいところ。

脚注