愛蔵版 かってに改蔵 第14巻
愛蔵版14巻、読みました。
最終巻です。天才塾、とらうま町(しがらみ町)、部室裏の謎の部屋、部長が守銭奴な訳など、最終話(と蛇足の話)で伏線が一気に回収されてゆく様は見事です。作中では明確に語られていませんが、改蔵父こと院長の部屋に天才総統のマスクが置いてあるのも、いろいろ設定を妄想させてくれます。
巻末には読み切り「地上げにスマッシュ」と、あだち充先生との対談が収録。久米田版「タッチ」【違】が愉しめますが、20年前の読み切りを引っ張ってきたことで思わぬ落とし穴が。しかし、それすらもネタにしてしまうあたり流石というか、電車内で読んでいて吹いてしまいましたよ。
- ちょっとだけデジャヴな気も…(「育ってダーリン!!」B巻)。