デヤ7200、新型警笛はそのままに等々力陸上競技場で展示

本日、等々力緑地にある等々力陸上競技場周辺で東急電鉄のイベントが行われ、昨年引退したデヤ7200が展示されるということでちょっと見てきました。

現地には正午前に到着したのですが、イベント自体は14時からとのことで周囲に人だかりもなく落ち着いた状態で観察することができました。12時過ぎにヘッドマークが取り付けられた(X) あたりからは見学者も多くなってきたのでそそくさと撤収しましたが。

等々力陸上競技場前に展示されたデヤ7200
同じくデヤ7200の増設運転台側

リリースでこのイベントを最後に廃車になる予定であり、実物を見る最後の機会(PDF)(www.tokyu.co.jp) とありますが、おそらく解体処分地へ運送するついでに途中で展示してしまおうということだと思われ、展示形態も本来の台車を取り外されてトレーラー輸送用のタイヤを履いた状態でのものでした。

台車以外だと保安装置関連が取り外されていたくらいで、オリジナル運転台側の新型警笛(RUK-959型)もそのままでした。これは2010年に交換されたもので[1]、実質2年くらいしか使われていない部品なのですが、他車に流用はせずこのまま破棄してしまうのでしょうかね。

デヤ7200オリジナル運転台側の新型警笛
デヤ7200増設運転台側の旧型警笛

脚注