パンくずナビゲーションの現在地はページ名にする必要があるか
ウェブサイトのパンくずナビって、大抵は
ホーム > 上階層のページ名 > 現在ページ名
のような構造じゃないですか。
で、これが何のためにあるかというと、今見ているページがどのカテゴリーに属するかの確認であったり、上階層に移動するためのナビゲーションの役割が大きいと思うのです。
それぞれの文言は各ページ名そのものなわけですが、最上位だけは例外で "トップページ" や "ホーム" が多い印象です。ページヘッダーの左上に置かれるロゴ(の代替テキスト)がサイト名なことが多い一方、リンク先が同じなのにこちらは汎用的な文言になっているのは不自然な気もしますね。
とりあえずその問題は置いておくとして、現在地をページ名で表記する意味ってあるのかなとふと思いました。
先ほど書いたとおり、パンくずナビの主な役割は
- 今見ているページがどのカテゴリーに属するかの確認
- 上階層に移動するためのナビゲーション
だと思っています。
今アクセスしているページ名の確認はタイトル(title要素)やページ見出し(大抵はh1要素)で果たせます。少なくとも私はパンくずナビで現在地のページ名を確認したことはありません。
であればここにページ名を書く必要ってあるの? と思った次第です。固定文言として "現在のページ" 等でいいんじゃないでしょうか。
これでもパンくずナビとしての役割は何一つ欠けていないように思えます。
サイトによってはページ名が極端に長い場合、末尾を省略するケースがありますが、この書き方であればそういう対応も必要ありません。そういう制作ルール的な面も含めて、こちらのほうがすっきりすると思うのですが、いかがでしょうか。