Febri Vol.44 でマギアレコード特集

本日発売の Febri Vol.44 でマギアレコードの巻頭特集が組まれています。

主な内容は以下のとおり。

  • プレイガイド
  • メモリアリスト(スキル内容等)
  • 魔法少女名鑑(全員のイラストレーター、コネクト・マギア内容等のデータ掲載)
  • オープニング絵コンテ、修正原画(抜粋)
  • 杏子変身シーン絵コンテ(抜粋)、ドッペル原案
  • 佐藤允紀インタビュー(f4samurai CMO・開発プロデューサー)

プレイガイドについては、ゲームのヘルプにも載っていない具体的なデータが多数掲載されており[1]、ある程度ゲームをやりこんでいる人でも熟読する価値はあると思います。

メモリアリストは、一覧形式になっているのは見やすいのですが、こういうのはゲームをやりながら参照したいものですし、メモリアも魔法少女も今後増えていくものですから、紙の本として掲載することに意義があるのか疑問です。Webサイトに掲載して随時アップデートしていくか、せめて電子書籍で取り扱う方がプレイヤーの役に立つのではないでしょうか。

2017年10月13日追記10月18日より電子書籍版(Amazon) も配信されるそうです。

オープニングや変身シーンの絵コンテは言うまでもなく必見です。これまでも「京まふ2017」のシャフトブースや新宿マルイ アネックスで開催された「シャフトテン POPUP STORE」でいろはとほむらの変身シーンの絵コンテ、原画が展示されたことがありますが、それらとは異なる初公開のシーンのものであり、またOP絵コンテの沼田誠也氏、作画監督の谷口淳一郎氏、一部キャラの変身ムービーを手がけた泥犬氏のコメントが掲載されていることでより理解が深まりました。とくに興味深かったのは、原作キャラの変身シーンには大人になった姿が描かれていますが、その意図が解説されていたことです[2]

また開発プロデューサーの佐藤允紀氏のインタビューでは、これまで手掛けてきたゲームと比べて力の入れ具合の違い、ストーリー作りにおいてアニプレックスとの打ち合わせの中で方向性を変えた話、やちよなど一部のメインキャラクターがレアリティをあえて低く設定されている理由などが語られており、こちらも必読でしょう。気になる今後の展開についても少しだけ語られており、今のうちに育成しておくべきキャラクターの参考にもなりそうです。

脚注

  • 1.

    例えば魔法少女の属性(フレイム、アクア、フォレスト、ライト、ダーク)によって、対戦相手との有利不利があること自体はゲームのヘルプにも掲載されていますが、この本には「有利属性でダメージが約5割増し」といった具体的な数値も掲載されています。 ↩ 戻る

  • 2.

    もっとも泥犬氏のコメントなので、どこまで本気に受け取っていいのか分からない部分もありますが……。 ↩ 戻る