弘南鉄道大鰐線のトム1613解体か?

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先日、7000系4次車の調査のため弘南鉄道を訪れたのですが、帰りに津軽大沢の車庫を覗いたところ、トム1613が庫外に見あたりませんでした。

この車両は2004年9月に廃車となったようで、当時の「鉄道車両年鑑」にはこう書かれています。

廃車は3両で,内訳は弘南線のモハ1521形1両と貨車ト1形1両,大鰐線の貨車トム1500形1両である.いずれも解体され,ト1形とトム1501形は形式消滅した.

2004年度 民鉄車両動向(鉄道ピクトリアルNo.767・2005年10月臨時増刊号)

ところが実際には解体されておらず、その後もときどき留置線路が変わったり、車体に掛けられていたカバーを外されたりと怪しい動きを見せていましたが、とうとう解体されてしまったのでしょうか。

オリジナル画像
写真1:弘南鉄道トム1613

ところでこの無蓋車、台枠に車号の「トム1613」、側板に形式名の「トム1501」が読み取れるのですが、それらとは別に「03」(?)という数字が書かれていたのです。改番前の車号かと思ったのですが、鉄道ピクトリアルの「東北地方のローカル私鉄」特集における髙嶋先輩の記事には

前歴は1957(昭和32)年2月西武所沢車両工場製の西武鉄道トム1501形トム1613で,1962(昭和37)年8月に記号番号の変更なしで弘前電気鉄道へ譲渡された.

現有私鉄概説 弘南鉄道(鉄道ピクトリアルNo.636・1997年4月臨時増刊号)

とあって、どうやら違いそうです。何の番号なのでしょう…。

オリジナル画像
写真2:台枠の"トム1613"と側板の"03"

ちなみに、同年3月に廃車された弘南線のED301は、相変わらず黒石駅の庫内のようです。

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写真3:黒石駅の屋外に留置されていた頃のED301