弘南鉄道大鰐線のトム1613解体か?
先日、7000系4次車の調査のため弘南鉄道を訪れたのですが、帰りに津軽大沢の車庫を覗いたところ、トム1613が庫外に見あたりませんでした。
この車両は2004年9月に廃車となったようで、当時の「鉄道車両年鑑」にはこう書かれています。
ところが実際には解体されておらず、その後もときどき留置線路が変わったり、車体に掛けられていたカバーを外されたりと怪しい動きを見せていましたが、とうとう解体されてしまったのでしょうか。
ところでこの無蓋車、台枠に車号の「トム1613」、側板に形式名の「トム1501」が読み取れるのですが、それらとは別に「03」(?)という数字が書かれていたのです。改番前の車号かと思ったのですが、鉄道ピクトリアルの「東北地方のローカル私鉄」特集における髙嶋先輩の記事には
とあって、どうやら違いそうです。何の番号なのでしょう…。
ちなみに、同年3月に廃車された弘南線のED301は、相変わらず黒石駅の庫内のようです。