東急7600系、2009年度は形式消滅発生せず

鉄道車両年鑑2010年版(Amazon)が発売されましたが、「2009年度 民鉄車両動向」(岸上明彦氏)の東京急行電鉄の節(126ページ)にこんな文章が。

7600系は,前パンタで人気のあった7653Fが廃車となった.

(中略)

これにより,デハ7650形,デハ7670形,クハ8000形が形式消滅した.

……、勝手に消滅させないでください。デハ7650形、デハ7670形はそれぞれ2両が健在です。

といっても、2009年度に廃車となったデハ7653は元2パン車、デハ7673は中間車からの改造で定員も異なるなど、同形式の他の車両に比べて明らかな形態差異があり、ファン心理としては別形式に分類してもよさそうなものでした。車号も、

  • デハ7653、デハ7661~7662
  • デハ7673、デハ7681~7682

といったように、他の2両とは離れた番号を振られていましたね。

もうひとつ、伊賀鉄道200系の紹介記事(174ページ)ですが、

台車は種車のボルスタレス式をそのまま流用したためMc車は合成制輪子+踏面清掃子,Tc車はディスクブレーキとなっている.

踏面清掃装置が設置されているのはTc車(ク100形)の方です。これは東急のクハ1000形とクハ1100形のうち、東横線所属車のみに後から設置されたもので、詳細な時期は把握していませんが、10年ほど前には既に付いていたと思います。(サハ1050形への設置は成されませんでした。)

モ200形の動力台車(TS-1006形)は、記事にもあるように制輪子を使用した踏面ブレーキなので、わざわざ清掃装置を付ける必要はないですね。

オリジナル画像
写真1:伊賀鉄道ク101のTS-1007形台車

以上、ちょっと気になった2点でした。