次元大介の墓標

今日から公開とのことで、観に行ってきました。

内容に関するネタバレはありませんが、映画を観て受けた感想を記しているので、これから観るつもりの方は読まない方がいいかもしれません。

バルト9での舞台挨拶のある回に行きたかったのですが、チケットぴあでの一般販売が一瞬で売り切れたため買えず、通常の17時40分の回を購入。席はシアター9の H-17 でした。

オリジナル画像
写真1バルト9ロビーのパネル

クールな性格の次元はルパン三世の作品の中でもっとも好きなキャラであり、「峰不二子という女」の雰囲気を踏襲したこの作品には期待していましたが、期待以上の良いものを観させていただきました。

敵キャラのヤエル奥崎や、全体的なキャラデザの魅力はもちろんですが、何より嬉しかったのは小林清志さんの演技に違和感を覚えなかったこと。

正直、最近のTVスペシャルでは高齢による衰えを隠しきれずに、聞いているだけでつらい状況でした。「風魔一族の陰謀」を除き、パイロットフィルム時代から変わらず続けておられる唯一の存在といえど、もう交代していただいた方が……、と思っていました。ところが、この映画ではそういう違和感がまったくありません。もしかしたら、単に映画館の音響効果による錯覚かもしれませんし、そのあたりの技術的なことは分かりませんが、ともかく次元の声を違和感なく受け入れられたのは事実です。

ルパンに関しても、クリカンがすさまじい努力をしていることは伝え聞いているのですが、それでも失礼ながら、TVスペシャルでは山田康雄さんと比べて "違うな" と思ってしまうのです。しかし、この映画ではおちゃらけることがないからか、こちらも違和感なく受け入れることができました。

どんなに素晴らしいシナリオや絵であっても、声優の演技に違和感を持ってしまうと心には響かないので、この違いは大きかったです。

あと、内容がガンマンの対決ということで、おっさん率が高いのかと思っていたら、若い女性の方も多く見かけたのは意外でした。私の隣にいた女性の方も終盤は涙が止まらないご様子でしたし、帰りのエスカレーターで後ろにいた二人組も興奮気味に次元のかっこよさについて語っていました。そういう層にも受けるものなのですね。