水間鉄道デハ7003 の集電装置が(2018年に)1本ホーンタイプに換装
先日水間鉄道を訪れた際、水間車庫の片隅に留置されているデハ7003 のパンタグラフに違和感がありよく見てみると……なんとホーンが1本タイプに交換されているではないですか。屋根上だけ見るとまるで福島交通譲渡車です。
調べてみると2018年に交換されていたようです。
- 2018年4月22日時点では2本ホーン(シルヴィアン@零式13型「愛」 さんのツイート(2018年4月22日 15:40)の1枚目写真)
- 2018年6月30日時点では1本ホーン(水間鉄道公式 Facebook 投稿(2018年6月30日 15:04)(
www.facebook.com
)の2枚目写真)
デハ7003 は2007年をもって営業運転から撤退しており、現在は原則として水間車庫内での入れ替えで時折動くことがある程度です[1]。そのため劣化での交換とは考えにくく、元々搭載していたパンタグラフを現役車両に供出するため、あるいは東急時代初期の姿を再現する目的での交換ではないかと推測します。また外観の塗装や汚れ具合を比較する限り、ホーンだけを交換したのではなく台枠ごと載せ替えたものと思われます。
今週末(4月16日)には有料の撮影会(www.suitetsu.com
)が開催されるようですが、おそらくパン上げ状態で展示されるでしょうから、パンタグラフに注目してみるのも良いのではないでしょうか。
脚注
-
1.
例外として、2008年〜2010年に貝塚駅待合室工事に伴い車両を臨時待合室や水ナス販売所として利用するため、1回ないし複数回、貝塚駅まで本線を動いたことはあります。👉水間鉄道・貝塚駅 待合電車が“引退” 大阪 - MSN産経ニュース(
web.archive.org
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