福島交通7000系には両側に横控管のついたパンタグラフが存在する

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東急旧6000系や旧7000系、7200系などはPT-43形、PT-44形パンタグラフを搭載していましたが、横控管[1]は無しか車端側のみの設置でした。これはとくに7000系において、パンタグラフの車央側にある避雷器と近接しているためと思われ、避雷器が車端側のパンタから離れた位置に移った7700系改造車や北陸鉄道譲渡車、また水間鉄道の冷改車は横控管が追設されています。

ところが避雷器がオリジナル位置の福島交通飯坂線にも、なぜか1台だけ(?)両側に横控管のあるパンタグラフが存在するのです。

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写真1:両側に横控管のある福島交通デハ7103のパンタグラフ
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写真2:パンタグラフを下げたときの避雷器との位置関係(福島デハ7113)

避雷器と近接していると言っても、接触するわけではないので問題ないのでしょうが、オリジナルの屋根上な7000系では全国でも唯一の例と思われ、興味深い存在です。

なお搭載車両は、現在はデハ7103ですが検査等で時々変わっているらしく、2008年頃まではデハ7113でした。

東急電鉄でも池上、多摩川線で走っている7600系のうち、2丁パンタのデハ7681, デハ7682は下り方のパンタグラフ(PT-44S形)は横控管が片側しかありませんね。

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写真3:東急デハ7682の下り方パンタグラフ
  • [1]関節部にある枕木方向の横管のことを「横控管」と呼んでいます。正式名称は分かりません。