世田谷線300系にフランジ塗油器設置

昨年(2016年)のことですが、世田谷線300系の一部の台車に塗油器が設置されているのに気付きました。

300系の台車(TS-332型)のペデスタル部にはボルド留めが可能な突起があり、運転台方の動力台車には増粘着材噴射装置が設置されています。一方、連接部の付随台車にはこれまで何も設置されていなかったのですが、デハ305B―デハ305A, デハ310B―デハ310A の2台のみ、塗油器と思われる機器が追設されました。

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写真1塗油器が設置されたTS-332T型台車(連接部)
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写真2塗油器のアップ

東急の他路線の車両に搭載されている塗油器はレールに散布する軌条塗油器ですが、この300系の塗油器は噴射口がレールでなく車輪に向いています。私鉄車両編成表2016(Amazon)に掲載されている編成表では300系も「軌条塗油器」と記載されているのですが、実際の形態を見るにこれはフランジ塗油器かと思われます。

なお、今のところ設置数は2台のまま増えておらず、他線の傾向を見てもこれ以上増えることはない(あってもプラス1台程度)かと思いますが、世田谷線の台車は検査時などに振り替えをすることが多く、予備台車も少なくとも3台確認しています。そのため、今後搭載車両は時々変わったり、一時的に1台になったりするかもしれません。