ちはら台に保存された上田電鉄7255-7555
2018年5月に引退した上田電鉄7200系ですが、最後まで残っていたモハ7255-クハ7555はその後、千葉県市原市のニュータウンに運ばれて保管されています。
保存場所は私有地ですが、すぐ脇の歩道から海側(東急時代基準)を観察することができます。京成千原線のちはら台駅から徒歩20分ほどですが、ちはら台駅とJR鎌取駅を結ぶバスの「ちはら台中央」停留所からすぐでもあります。
- Google マップで地図を表示する(千葉県市原市ちはら台南6丁目1)(
www.google.co.jp
)
一般公開はされていませんが、わざわざレールが敷かれ、クハ7555の乗務員室へ上がれる仮設階段が設置されていることから、倉庫用途ではなく、車両保存を目的としたものと推測しています。
クハ7555の方は現役時代そのままに近い状態でしたが、モハ7255はなぜか一部の床下機器(主抵抗器、CP、MG)が撤去されていました。豊橋鉄道1800系か総合車両製作所7200系の予備品にでもなったのでしょうか[1]。
脚注
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1.
大井川鐵道7200系はMGをSIVに載せ替えているため、もし予備品確保のための撤去であるなら、大井川鐵道向けの可能性は低いと考えます。 ↩ 戻る