豊橋鉄道渥美線1800系の方向幕交換、側面幕は撤去

豊橋鉄道渥美線1800系の方向幕がローマ字入りのものに交換されてることを確認しました。

2017年3月4日に訪れたときに気付いたのですが、その時点で検査入場中で見られなかった 2804-1854-1804 を除く全先頭車の交換を確認しました。Twitter で「豊橋鉄道 方向幕」「渥美線 方向幕」等で検索したところ、2016年末〜2017年初めにかけて交換されたようです。

あわせて、一部の車両が採用していた電動方向幕は手動回転式に戻され、先頭車の車掌台に設置されていた設定器は撤去、側面方向幕は金属板で塞がれてしまいました。

ローマ字入り方向幕に交換された1800系(モ1806)
塞がれた側面方向幕(モ1857)
車掌台に設置されていた行先設定器(モ1806)

これまでは下記のような状態でした。

手動幕、側面なし
1801〜1805, 1808〜1810, 2801〜2805, 2808〜2810(2810は元電動幕車、側面撤去痕あり)
電動幕、側面なし
2807
電動幕、側面あり
1806〜1807, 1856〜1857(中間車), 2806

電動幕車は動作方式の違いだけでなく、字幕のフォントが若干太いという特徴がありました。交換前の「新豊橋」表示で比較してみましょう。

方向幕交換前の手動幕車の正面(ク2808)
方向幕交換前の電動幕車の正面(ク2807)

ちなみに、1800系の方向幕が変化したのはこれで2度目のことです。譲渡当初、一部の車両は「三河田原」の「三河」の部分のみ文字が小さいものを使用していましたが、2006年頃に4文字とも同じ大きさに統一されています。

「三河田原」の「三河」のみ小さかった時代の側面方向幕(モ1857)