東急1000系のRG621系VVVF主制御器箱改修、譲渡車も含め完了

東急1000系のVVVF主制御器は、RG621-A-M形とRG636-A-M形(デハ1214〜1224のみ)の2種類が存在しますが、そのうちRG621系は数年前から外箱の正面部分が小改修されています。

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デハ1322、改修前。2008年12月撮影。オリジナル画像
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デハ1403、改修後。2006年2月撮影。オリジナル画像

改修は東横線所属車から始まりましたが、池多摩線の1000N′系(デハ1314〜1324)は行われていませんでした。が、これも2009年初めに改修実施。

一方、上田電鉄に譲渡された車両は、デハ1001とデハ1002は譲渡改造で改修されたものの、なぜかデハ1003, 1004は未改修のままでした(2009年5月に確認)。ですが、最近になって他車と同様に改修されたのを確認しています。

さらに、東急で長らく予備扱いになっていたデハ1310は、伊賀鉄道への譲渡にあたり機器そのものをRG636系に換装されたので、オリジナルの外観を保つRG621系は消滅ということになります。